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Pokémon GOのAR写真とか。アニメの感想とか。たまに難しいことも。不思議ちゃんの新婚生活13年目@東京をまったり記録。

部屋の片付け

今日はいちにち自室の片づけをしていました。大学生にもなって、幼稚園や小学校時代の教科書とか捨ててました。物が捨てられない性格だったので(--;

作文とか絵とか修学旅行のしおりとか卒業アルバムとか色々発掘されました。が、それにまつわる思い出が面白いくらいに何も思い出せなくて、かえって捨てるのが躊躇われましたよ(>_<;) 何が起こったか何をしたかはおぼろげに思い出せたとしても、自分が何を感じていたかは全く思い出せなかったのです。余程何も考えないで生きていたのかなぁ…(笑)

わたしの頃は、小学校の国語の教科書にひと学年のうち1回は戦争のお話が出てくるみたいですね。「えんぴつびな」の話とか、覚えてました。

女の子が友達の男の子から小さなえんぴつで作ったおひなさまをもらうのですが、その晩空襲でその男の子が死んでしまう、というお話。

語り手の女の子は、「だからそのえんぴつびながわたしのだいじなたからもの」とさらりと言って、それでお話は終わります。

小2当時のわたしには、死んだ友達の遺品がたからものであるとさばさばと言ってしまえる女の子が不思議であったのを思い出しました。わたしには身近に亡くなった人がいなかったから、想像がつかなかったのだと思います。(もちろん、戦争は怖い、っていう人並みの感想も持ったのだとは思いますが)

今も身近に亡くなった人はいないのですが。わたしがこれまでに知り合った人々の中で、おそらくもう二度と会えないであろう人はいくらもいます。それこそ生死もわからないような… きっと生きているのでしょうけれど。

そう思うと、そういう人たちからもらったものは、やっぱりさりげない たからもの なんだなと思います。