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世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 (光文社新書) レビュー

世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 (光文社新書) 新書 – 2019/5/21*1 のレビューです。

世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 (光文社新書)

世界の危険思想 悪いやつらの頭の中 (光文社新書)

取材のエピソード集にところどころお説教が混じった感じ。著者本人も後書きで言っているように「思想」というほど学問的にまとまったものではなかった。
ただただ、悪いやつらの頭の中は豊かな国である日本に平和に住んでいる限りわからないものだということを繰り返し説かれている感じ。特にロマに関して「稼げれば犯罪だって構わないとする価値観と、犯罪で稼ぐことは良くないとする価値観に横たわる深い溝を埋めるのは簡単なことではない。」(pp.127-128)と書かれているのは重かった。
これだけ取材を重ねている人の言うことだから説得力はあって、嫌な読後感が残った。
危険地帯での取材の話をもっと広く深く知りたくなったので、著者の他の作品も手に取ってみようかなと思う。

ちなみに、読んだ理由はHUNTER×HUNTERハンターハンター)に出てくる悪いやつらへの理解を深めるためです。笑
HUNTER×HUNTERに出てくる暗殺一家ゾルディック家は大金持ちですが、現実の殺し屋は「その日の暮らしに困るほどの貧乏人」(p.21)なのだそうです。


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