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Pokémon GOのAR写真とか。アニメの感想とか。たまに難しいことも。不思議ちゃんの新婚生活13年目@東京をまったり記録。

美術館の常設展

友人に誘われて、国立西洋美術館の常設展に行ってきました。今までも美術館に行くのはそれなりに好きだったんですが、いつも企画展だったので、常設展はかなり新鮮でしたよ。

まず入場料が大学生は130円っていうのが破格だと思いました! 企画展だと普通に1000円とられちゃうじゃないですか!

 

中も空いています。写真撮影が自由だということに気づいたときはびっくりしました!

 

 

あと目を引いたのが、美術館が様々なプログラムを催していること。

 

「あなたがつづるこの1点」という題だったのですが、鑑賞者がお気に入りの絵・彫刻についてエッセイを書くプログラムを去年行ったようです。そのエッセイのうち優秀作品は、現物の作品の隣にキャプションと同じように載っているのです。

小学生が学校の企画でたくさん訪れているようで、彼らのエッセイが特にほほえましくて。。。うらやましいです(笑) 自分が小学生の頃は、美術館を見学に来させられることはあっても、参加型プログラムなんてあったかな?

大人のエッセイはやはり含蓄が深いものが多かったです。大学生のときに毎日あなた(=絵のなかの人物)に会いに来ていた、ここへ来れば勇気がもらえる……というようなことを書いたエッセイもありました。美術館の常設展ってそういう存在なんですね。

 

あとは、小学生が美術館の作品を紹介するビデオを作るプログラムや、同じく小学生がお気に入りの絵・彫刻に賞状を贈るプログラム、作品の写真を自分で撮って写真集にまとめるプログラムなどいろいろな企画があるようです。

そういえば3月にメルプロジェクトのシンポジウムに行ったとき、小学生が美術館・博物館や放送のプロと連携してビデオ作品を作るプロジェクトの紹介がありました。こういったプロジェクトの作品が見られたのは今日の大きな収穫です。

 

直接こんな効果がある、という教育法ではないでしょうけど、、、小学校・中学校でこういう美術の教育があったら、絶対に人生豊かになるって思いました(>_<) ビデオを作ったりしたら、立派なメディアリテラシー教育ですしね。

 

 

具体的な作品の話をすると・・・印象に残ったのは、モネの絵でした。やっぱり自分は印象派が好きらしいです…。

(あ、でも、今までブログには絵の話してなかったんですね…。今度語らせてください(^-^*)

「チャーリング=クロス橋、ロンドン」と「ウォータールー橋、ロンドン」の2点の絵葉書を買ってきました。

どっちもぼやぼやしています。まさに印象派って感じの。

 

友人は大学の授業のレポートを書くために中世~近世の宗教画を一生懸命観ていました。宗教画をじっくり観る機会は今まであまりなかったので、ストーリーや神秘性のある絵もそれはそれで面白かったです。聖書の勉強もっとしておけばよかったです! でも、聖人の話とかは必ずしも聖書に出てくるわけではないので…ふたりで「この聖カタリナって誰だろうね」みたいに話してました(笑)