ひとつ下の記事の続きです。ゲーセンでの話。
レーシングゲームを終えてゲーセンを出ようとしたときに、UFOキャッチャーの列を通りかかりました。
するとわたしの目に飛び込んできたものがひとつ。
カラフルなぬいぐるみたちの山の上にある、ピンクのチェシャ猫のぬいぐるみ!!
チェシャ猫っていうのは「不思議の国のアリス」に出てくるにやけた猫のことです。ディズニーではピンクのしましま模様が特徴的なキャラクターとして描かれています。
わたしはなぜかガーフィールドとかチェシャ猫とか、すれた感じの猫が大好きでして。
ずっとずーっと、今年の春にディズニーランドに行ったときからチェシャ猫のぬいぐるみが欲しかったんです!
それが今目の前に…!(キラキラ)
但し、UFOキャッチャーの中なんですけど…。
思わず彼氏さんのほうをもの欲しそうな目で見てしまっていたようで(自覚はなかったんですが^-^;)、
彼は張り切った様子でコインを取り出してましたー。UFOキャッチャーに成功したのは5歳のときが最後らしいんですが、彼。
なのに、彼は一発でチェシャ猫とっちゃいました!o(^▽^)o びっくり!
よほど取りやすい位置にあったんでしょうねぇいやはや愛の力は凄いです(こら)
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ぬいぐるみに絡む話をもうひとつ。
今日、家族とデパートに行ってきたのですが、テディベア売り場でベア作家さんの個展が開かれているところにたまたま通りかかりました。
わたしはそのデパートを訪れるたびに、シュタイフやメリーソートのくまさんを愛でるためにベア売り場に行くのですが、今日はいつも彼らが座っているところで個展をやっていたのです。
アーティストベア(ベア作家さんが一体ずつ丹精込めて手作りしたベア、という意味だと思います)というものをまじまじと見たのは初めての経験です。
その作家さんのベアは台座や衣装などの飾りも手作りで非常に凝っていて、見飽きなかったですよ。シュタイフなどの伝統的ベアとはまた違った個性的な顔のベアも多くて、こんなのも可愛いんだなぁと思って堪能しておりました。
さすがにベア自体は学生に手の出る値段ではないので(汗)、代わりに、その作家さんが作ったバクのぬいぐるみが映っている絵葉書を買ってきました。
夢を食べるバクの絵葉書。誰かにメッセージを込めて送りたいと思っていますvvv
……というわけで、すごく可愛いベアを見させていただいて幸せだったのですが、
わたしにとっては重大な欠点が彼らにはあったんですよ。
それは、彼らは気軽に抱けないベアであること。
非常に凝ったデザインを施された彼らは、抱きしめて愛でられるよりは飾って愛でられることを望んでいるようです。
ベアの楽しみ方は人それぞれなのだと思います。
わたしの楽しみ方は、つぶらな瞳をしたくまさんたちを思いの限り抱きしめることなのです。
だから、抱けないくまさんよりも、彼氏さんにゲーセンでとってもらった少々安っぽいチェシャ猫のぬいぐるみがわたしに合っているのです。
それでも、アーティストベアっていうものを見られたのは良い体験でした!
今までわたしが持っているぬいぐるみは工業製品ばかりなので。もちろん、既成のぬいぐるみであっても、ひとりひとりに思い入れを持っていますよ。誰かからの贈り物だったり、旅行の思い出だったりしますからね。
でも、作り手さんの思いがこもったアーティストベアを、自分の力で自分のために贈るっていうのもなかなか粋かもしれませんね。