バレンタインデーにデメルのザッハトルテをプレゼントされました。
チョコレートケーキのことはドイツ語でザッハトルテと言うことは知っていました。
でも、ザッハトルテとはオーストリアのお菓子で、「ザッハ」は考案した人の人名だった……ということは、ザッハトルテに付いていた説明書きを読むまで恥ずかしながら全然知りませんでした(>_<)
デメルのことも、「バレンタインになると催物場でよく見かける猫の箱のチョコレートのお店」としか思っていませんでした。
ザッハトルテと言えばデメル、デメルと言えばザッハトルテだったんですね!
↑このザッハトルテ、木箱に入ってたんですよ、木箱に。凄い高級感です。
さて、ザッハトルテには生クリームを添えるべき!ということで、スーパーに生クリームを買いに出かけたわけですが、生クリームって色々あるからちょっと悩みますよね。
ホイップ要らずのホイップクリーム、植物性のもの、動物性のもの。動物性のものでも乳脂肪35%のと乳脂肪47%のがあって、当然、47%のほうが値段が高いわけです。
同じ200mlで、植物性なら150円前後なのに、乳脂肪47%のは確か388円だったかな?
せっかくデメルのザッハトルテをいただくのにケチケチしてはダメだと自分を奮い立たせ、思い切って乳脂肪47%の生クリームを買ってみました!
わたし、お菓子作りは大大大大大嫌いなんですけど(だって自分で作るよりもお店で買ったほうが断然美味しいんですもの!)、なぜだか泡立て器だけはうちにあったので良かったです(^-^;
何年かぶりに泡立て器を回していたら、物珍しかったのか夫に横で観察されましたw
そして良い具合に生クリームが仕上がったのですが……
200mlぜーんぶホイップしてしまったら、物凄い量が出来上がりました。
ありあわせの小さいボウルを使ったせいもあるのでしょうけど、生クリームがボウルにいっぱいになってしまったんです。
(そのせいで、ホイップ中、周りにかなりのクリームを飛び散らせましたw)
わたし「どうしよう……これふたりで食べきれるかな」
夫「いけるいける!」
ハイ、本当に食べ切りました。デメルのザッハトルテ3.5号と、200mlぶんの生クリーム(乳脂肪47%)を、ふたりで。
さっき食べたお夕飯はおなかのなかでどこへやら。
というのも、ザッハトルテはアメリカの歯が痛くなるほど激甘なチョコレートケーキ(Devil's food cakeという恐ろしい名前が付いてるそうですねw)とは全くの別物で、甘さがあっさりしていたのです。カカオの香りと風味が濃厚で、食感はやわらか。素晴らしいです。
乳脂肪47%の生クリームのほうも、高級なショートケーキのクリームの濃厚な味がして、クリーム単独でも食べられるほどでした。これをザッハトルテと一緒に口に入れると、……もはや言葉にできません。
少々汚い話で恐縮ですが、食後のげっぷでカカオと生クリームの香りが上がってくるのすら幸せでした。
というわけで今年は、乳脂肪47%の生クリーム100mlのカロリーがいくらだったのかを考えなければ、良いバレンタインデーを過ごすことができました。乳脂肪47%の生クリーム100mlのカロリーがいくらだったのかを考えなければね!