ポケモン生態図鑑 ペーパーバック – 2025/6/18 株式会社ポケモン (著), きのしたちひろ (イラスト)*1のレビューです。
6月に発売された『ポケモン生態図鑑』をやっと読み終えました。
ポケモンの生態は、現実の動物の生態に即したものと完全なるファンタジーのものとがありますが、いずれにしても子どもも大人も知的好奇心を刺激されますね。
既に大人気の本なので、今更わたしがおすすめするまでもありませんが……おすすめです！笑
以下、ネタバレありです。
ポケモンの世界における仁義なき食物連鎖がたくさん描かれていて、衝撃を受けています。
ロズレイドとアブリボンなんて、いかにもバラ園で一緒にポケモンGOAR撮影しそうな組み合わせですが、実は捕食者と被捕食者の関係なんですね😱（p.30）
ただ、食物連鎖の関係はありますが、いわゆる弱肉強食とは感じが違うなと感じました。
シビビールとモノズの争い（p.28）やマルヤクデとペンドラーの争い（p.99）にみられるように、ポケモンたちはお互い自分の特徴を生かして戦っています。単純にどちらが強い弱いと言える関係ではないと思うのです。
全体を通して、カラカラが危険な目に遭っているシーンが明らかに多かったです（p.27、p.35、p.43、p.74、p.82、p.90、p.151 バルジーナ、p.151 ファイアロー。最後にp.163で進化！）。
むしポケモンやコイキングはともかくとして、カラカラがポケモンたちにとってエサとして魅力的だというイメージは持っていなかったので、印象に残りました。
企画・構成・執筆された先生、イラストを描かれた先生、株式会社ポケモン、いったいどなたがこんなにカラカラ推しだったのか、気になります。
特にかわいいなと思ったイラストは、
・ミミロルが自分の毛皮に顔を埋めて眠っている様子（p.68）
・オオタチが細長い体を丸めて2匹のオタチを包みこみ眠らせている様子（p.76）
・ホエルオーの潮吹きの勢いでポッチャマ（ホエルオーと比べるとちっちゃい！）が宙に浮かんでいる様子（p.145右上）
です。
こういった感じの生き生きとしたAR写真を撮りたいのですが、ポケモンGOではポケモンのモーションが少ないので、難しそうです。
こうなるとイラストを自分で一から描きたくなってきます。
AIイラスト？ それはちょっとわたしのポリシーに反するので……。
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