遅ればせながら感想をブログ投稿。
ポケモンGOプレイヤーとして本作はちゃんと映画館で見なくてはという使命感に駆られ、公開2週目にはもう見ていたのだが、感想書くのサボってました。
ポケモンファンならにやりとする小ネタが多い。
ゼニガメが消防団をやっていたり**********だったりなど。(ネタバレにつき後述)
あと、ガーディが警察犬をやっているのにもわたしはきゅんときた。ガーディはトレーナーに忠実。
ポケモンを愛している人たちが作ったことがうかがえる。
少し前までは漫画・アニメ・ゲームの実写化といえば原作リスペクトが感じられない駄作ばかりというイメージだったが、最近はそうでもないね。
現実の世界で動くポケモンたちは非常に魅力的だし、予想以上に馴染んでいる(ストーリー的にも絵的にも)。
予告編で見てキモイと思わなかった人たちは今からでも観に行くべし。公開から1か月経つがまだ劇場でやっているらしいので!
以下ネタバレです!!
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ポケモンファンならにやりとする小ネタが多い。
ゼニガメが消防団をやっていたりドダイトスの甲羅が山だったりなど。
予告編の時から多くの人が言っていたけど、ふわふわピカチュウ(Fluffy Pikachu)のしわくちゃ顔はやはりかわいい。
一番かわいかった&笑えたのは、闘技場でピカチュウがわざを出そうとして出せなくて踏ん張るところ。どう見てもう●こを踏ん張っているポーズです。本当にありがとうございました。
ティムとピカチュウが「パートナー」になった時はよくある流れだと思いつつもやっぱり感動。
が、本作の真の主役はこいつらじゃないとわたしは思う。
ミュウツーだ。
彼は7月の『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』公開を待たずして、ポケモン映画の主役に躍り出てしまったのだ。
ミュウツーはヒューマニティに溢れすぎている。
図鑑には優しい心がないなんて書かれていたけどめっちゃ優しいじゃん!!
特にラスト、全てを元に戻すと言って、街の人たちがポケモンに魂を移されたのは戻したのにティムのお父さんだけは戻さず、親子の対面をわざわざ演出してあげたのとか……サービス精神旺盛すぎでしょ……
冒頭に『ミュウツーの逆襲』とほぼ同じ、研究所の拘束を破って逃げ出すシーンを置くことで、このミュウツーはミュウツーの逆襲の時のように人間を憎む凶暴なやつなのだろうと思わせておくミスリード。巧い!
主な感想は以上。以下はツッコミどころ。
冒頭のポッポが街を飛ぶシーン、ポッポが現実にいる鳥よりもずっと大きくて(図鑑通りの大きさ。高さ0.3m)、ちょっと怖くてやっぱりこんな世界いやだとは思ってしまった(笑)
なぜベロリンガが冒頭でクローズアップされたのか。特に伏線でもなかったし。
バリヤードやベロリンガのようにキモかわいい(というよりキモイ)ポケモンを選んだのはどういう意図なのか不思議。アメリカではあれがウケるのか?
ポケモンとは全く関係ない話だけど。
つい最近ボルダリングやバンジージャンプに挑戦した後なので、崖から落ちそうになって必死でしがみつくシーンや空中シーンなどでは強烈な違和感と背中がひゅっとする恐怖感を覚えた。
普通の人間は手だけでしがみついて全身を支えることなんて絶対無理!! あんな高さから跳び下りたり転がったりしたら恐怖で失神しちゃう!! みたいな。
2019/11/04 Blu-ray発売に伴い、ブクログにも投稿しました。
https://booklog.jp/users/yulinyuletide/archives/1/B07W2ZFR3W