というわけで徐々にではありますが社会復帰してます!! こんにちは。
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がっかんの修了式には無事出席。
がっかんに入ってからこれまで「修了するのに何の意味があるんだろう…」と訝り続けてたんですが、
(注:情報学環教育部は、東大の学籍があると授業料が無料であるせいもあってか、
入学・授業履修はしても修了はしないという人が毎年大勢いるんです。たぶん修了生のほうが少数派…)
修了式の日になって初めて意味がわかりました!!
修了生は扱いが違う!!
女性陣のドレスアップの仕方は予想を上回る豪華さでしたし、
あんなに立派な修了証書をいただけるとも思ってませんでしたし、
パーティーでスピーチの機会をいただけるとも思ってませんでした。
他にもたくさんたくさん情報学環を修了することの意味はあると思うんですが、
もうひとつ特筆するならこれ。
修了することで、お世話になったがっかんの先生方や仲間たちへの感謝を示せたような気がします。
これから“情報学環教育部修了生”として社会で活躍できるんですから。
故郷に錦を飾れるような存在になりたいです。
がっかんの仲間たちにも、本当にほんとうにありがとう。
いろんなこと一生懸命にやれて、楽しかったです。
修了してからも会ってください(>_<) 地方赴任すること考えると、わたしが会いに行かなきゃいけないのかな(笑)
OB交流会もできれば行きたいなー。
修了式のスピーチでも申し上げたんですが、がっかんのあの雑多でエネルギーのあふれた空間で動いていた人が公務員になったら、面白い化学反応が起きる気がするんですよね…。
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昨日はERPS飲みでした。大学2年の頃に新書出版を目指していた学生団体で、4年生の卒業を祝ってくれたんです(*^o^*)
既に社会人になっておられる方からも色々お話しいただき、目の覚める思いがしました。
というのも最近、
体が弱っているのと、それ以上に何も「やるべきスケジュール」がない生ぬるい状態に浸りきっているのとで、
当たり前のことが全然できてないんです。
メールの返信をすぐに打つとか、
アポイントメントをとるとか、
連絡は早めにするとか、
時間を守るとか。
(がっかんの卒業旅行をドタキャンした件もそうですよね…)
たとえ学生同士でも、みんな忙しいんだからマナーを守らなきゃ迷惑になってしまうというのは、迷惑かけた側としてもかけられた側としても(^-^;重々承知していたはずなんですが…。
別に飲み会の中で「マナーを守れ」って言われたわけじゃないんですけど。
「もうすぐ社会人になる」ということを自覚させられて、思い至りました。
わたしは生来怠け者なのか、忙しくないととことんまで怠けちゃうようですorz
きっと自分が輝ける瞬間は、やりたいことに向けて忙しくしてるとき(たとえば、新書出版の締切に向けてとてつもない忙しさになっていたときw)なんでしょう。
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ERPS飲みは本当に貴重な機会でした。
学部も価値観も目指す(or今現在している)仕事もバラバラなメンバーで、フラットな立場から議論するのは久しぶりだったので。
内定者どうしの飲みではもちろん真面目トークをよくしているんですが、
公務員どうし・同期どうしだと会話に何か枠みたいなものがあったのかなーと思います。
それが取り払われていたのかな。
もうひとつ有難かったのは、
社会人2年目の先輩が、学生時代の友人を募って異業種交流会(合コンじゃないらしいですw 自主ゼミ、勉強会のイメージみたいです)をやっていらっしゃるお話を伺ったこと。先輩いわく、「仕事以外にも居場所があるといいよね」とのこと。
そして、「経済学を勉強したい」という友人がたまたまそこにいたこと!! わたしもかねてから、政策立案や評価に経済学の知識が必要なんじゃないか、勉強してみたい、と思っていたので、なんかもう見事に合致。
8月から地方に行く身でどこまでできるかわかりませんが、
とりあえず企画書を書いてみたいなと思いました。
目標がないとだらけちゃうなーと思っていたところに目標が降ってくるとは、なんて幸運なんだろう。
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がっかんの修了式でもERPS飲みでも、
社会人の仕事の極意として「Think globally, act locally.」が出てきたのが面白かったです。
あ、修了式ではこの言葉自体は出てないと思うんですが、
トナカイさんのスピーチに出てきてた3人の石工の話ってこれじゃないかなーと。
(トナカイさんはこの話を「社会人が教育を受けることの意味」として語っていらっしゃいましたが。)
トナカイさんいわく、
旅人が3人の石工に出会った。一人目の石工に「あなたは今何をしているのですか」と聞くと、彼は「見ればわかるだろう。石を切っているんだ」と答えた。
二人目の石工に「あなたは今何をしているのですか」と聞くと、彼は「教会を建てています」と答えた。
三人目の石工に「あなたは今何をしているのですか」と聞くと、彼は「人々の祈りの場をつくっているのです」と答えた。
三人目の石工のように、自分の仕事が社会・人々に何をなすかを考えながら、目の前の仕事をこなせるようになること。これが教育の成果ではないだろうか。
三人目の石工はまさに「Think globally, act locally.」を実践しているんだろうなと思います。
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っていう前向きな気分はありつつも。
やはり体調は相変わらず良くなくて、精神的にも相当な悪影響を及ぼしているようです。
神経がやたらに過敏になっている。
普段だったら多少ムッとするだけで終わることがやたらと重い。心臓がぴりぴりする。
1)飲み会前の時間つぶしに本屋で立ち読みしてたら、ナンパされた。
狭い本屋での立ち読み中に人が密集するのは、満員電車のなかと同じく、避けられない。だから普通は人がすぐ近くに立っていても全く意に介さないのに、その男が近づいてきたときはなぜか背筋がぞわっとした。それで何も考えずにその本棚を立ち去ってふらふら別のコーナーに行ったら、そいつが追いかけてきた。「いま、ひとりかな?」声をかけられて、逃げた。周りに人がいない漫画コーナーだったから余計に怖かった。(身の危険を察して逃げる際には、人が多いほうに逃げないと意味がないということを学びましたorz)
ナンパなんて別に実害は無いんですよ。渋谷の街中をひとりで歩いてたらいくらでもそういうことはある。ナンパする男のほうも「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」精神で手当たり次第に声を掛けているだけなんだから、一人に断られたからって特にしつこく追いかけたりはしてこない。おそらくナンパの練習台に使われているんだろうなぁと思うと多少ムッとするけど、それだけ。普段なら。
それなのに今日は心拍数がなかなか下がらなくて困った。
2)帰りの電車の中で、携帯に向かって「コロシテコロシテハンゴロシニシテヤル」と呟いている若い男がいた。
そしてよりによってその男がなぜかわたしのほうを向いている。電車が揺れるとこっちにふらっと寄ってくる。何も聞こえなかったふりをして無視しているのが得策なのに、わたしは思わず読んでいた文庫本を閉じてしまった。ドアの前の空間に立っている人間がどうして座席前の吊革につかまって立っているわたしのほうに向いているんだよ、わざわざ。携帯電話で物騒なことしゃべるんだったら身を屈めて声をひそめろよこの糞野郎。なんでこっちを向くんだよ。
ようやく次の駅に着いてドアが開いたから、せいいっぱい自然なふりをして電車を降りた。そしたらそこは深夜の原宿駅で、ホームに人が全然いない。身の危険を察して逃げる際には、人が多いほうに逃げないと意味がないということを、さっき学んだばかりだ。慌てたけど、やっぱりせいいっぱい自然なふりをして、別のドアから電車に乗った。
3)その電車の中で「そういう奴って逃げると追いかけてくるからうまくあしらったほうがいいよー」と女性ふたりが会話していたこと。
わたしのことを話しているんじゃないのはわかっている。だけど、何この偶然。止めてくれ。
つかれた。