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Pokémon GOのAR写真とか。アニメの感想とか。たまに難しいことも。不思議ちゃんの新婚生活13年目@東京をまったり記録。

Dizzy Daffodils!?

近所の水辺に水仙の花が咲いていました!
水仙といえば早春の、2月に咲くお花だと思っていましたが*1、3月に満開を迎えているとは。
ニュースによると、伊豆の河津桜も見頃が例年より遅かったみたいですし、
今年はやっぱり寒かったんですね(*_*)

さて、水仙の花といえば、冬の明けきらないまだ寒いうちから小さな花をけなげに咲かせる可憐な花――という印象をほのかは持っています。

でも、西洋の人は水仙に対して実に実に様々なイメージをお持ちのようで。

水仙の花を英語で言うと、narcissusあるいはdaffodil。

前者のnarcissusのほうは、なんとナルシスト(narcissist)の語源になっています!!
水仙 ナルシス」といったワードで検索すると、いわれになったギリシャ神話を解説しているページが見つかるかと思います。
いくら水面に向かって顔を向けているお花だからって、こんな清楚な水仙の花をナルシスト扱いするとは、古代ギリシャ人の想像力は逞しいものですね(`⌒´♯)

後者のdaffodilは、ディズニーの「ふしぎの国のアリス」の挿入歌、「All in the Golden Afternoon(きらめく昼下がり)」に登場します。

日本語詞では「スイセンは丘に昼寝」。
原語の英詩では「There are dizzy daffodils on the hillside」。
"dizzy"というのは聞き慣れない単語ですが、辞書を引くと「注意散漫な」という意味が出てきます。水仙は注意散漫な、そそっかしいお花なんですって! (ノ`△´)ノナニー

「All in the Golden Afternoon」の歌詞は言葉遊びが多い*2ので、頭文字の"D"つながりで"dizzy"という単語が選ばれたのかと思いますが、それにしたって"D"から始まるもっと可愛いコトバはなかったのかと悔やまれます……。


とゆーわけで、水仙に対する「ナルシスト」で「注意散漫な」イメージを払拭するため、このお花の可憐な魅力を引き出した写真を撮ってみたいとかねてからほのかは意気込んでいたのでした☆

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*1:よく考えたら、お正月のお花の代表格ですよね、水仙って。

*2:冒頭の歌詞「Little bread-and-butterflies kiss the tulips」を見るだけでも一目瞭然ですね。