今月の13日からスターバックスで発売中の期間限定フラペチーノ、“カンタロープ メロン & クリーム フラペチーノ”。
皆さんもうお飲みになりましたか?
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発売前にスタバが「Hello! Cantaloupe」や「カンタロープがやってくる」というキャッチコピーで広告していたくらいですから、日本では“カンタロープ”という名前は馴染みがなかったのだと思います。
でも、わたし、もともとカンタロープってなんなのか、知ってたんです!
ふふふ。
ちょっとした自慢です。
あんまり自慢話ばかりすると嫌われちゃいますけど、これぐらいのことなら自慢したって罪にならないですよね。
わたしがカンタロープを知ったのは、なんとまだ小学生の頃。
とある子ども向けの本に載っていたのがきっかけだったのです。
ということで、その本を片手にカンタロープメロン&クリームフラペチーノを飲んできました~♪
その本のタイトルは「ペニーの手紙 『みんな、元気?』」*2。「ペニーの日記読んじゃだめ」という本の続編です。
出版社によると「小学3・4年生から」とのことなので、わたしが読んだのもその頃だったと思います。
主人公であるオーストラリアに住むおてんばな女の子ペニーは、手紙のなかでこんなことを書いていたのです。
ウィニフレッドおばちゃんのうちがきらいな理由
2. おばちゃんがあたしを、ペニーって愛称じゃなくて、ペネロピっていう本名でよぶから。
あたし、幼稚園のときからずっと、ジェイスン・テイラーとけんかしなきゃなんなかったんだよ。ペネロピっていうつづりが封筒やカンタロープ・メロンのつづりとにてるせいで、あいつに「ふうとう」とか、「カンタロープ」とかよばれたから。
ここを読んで、カンタロープ・メロンってなんだろう?と思ってわざわざ親に聞いた覚えがあります。
だから、小学3・4年生の頃に読んだ本のことをいまでも覚えていたのでしょうね。
この箇所が印象に残ったのは、カンタロープ・メロン以外にもわけのわからないところがたくさんあったからだと思います。
当時のわたしは、
英語圏の人は本名ではなく愛称で呼ばれるのが普通(本名ウィリアム愛称ビル、本名エリザベス愛称ベス、とか)だということも知りませんでしたし、
なんでペネロピと封筒が似ているのかもわからなかったのです。
封筒を英語でなんていうかなんて知りませんでしたからね。
Penelope(ペネロピ)
cantaloupe melon(カンタロープ・メロン)
envelope(封筒)
こうして見ると、ペネロピと封筒は文字数も一緒ですし、うしろの5文字がまったく同じですから、確かに似てます。
でも、ペネロピとカンタロープ・メロンは、……そんなに似てるかな?(笑)
さてさて。
この「ペニーの手紙 『みんな、元気?』」は前編にあたる「ペニーの日記 読んじゃだめ」と一緒に読むと、ほんとに面白いです!
ペニーが描いた(ことになっている)絵やペニーが撮った(ことになっている)写真がたくさん添えられているので、まるでペニーはほんとうに実在した女の子なんじゃないかと思っちゃいます。
上に載せたコラージュの左下が実際の本のページなんですが、ここにもペニーの絵が入ってます。あれは、ペニーが描いた猫脚のテーブルと猫脚の椅子です。テーブルと椅子が、まるでバレリーナみたいなポーズをとっていて、笑っちゃいます。
Amazonで売り切れなのでもしかしたらもう絶版かもしれませんが、図書館には置いてあることが多いので、小学3・4年のお子さまがいたらぜひ薦めてみてください♪
*1:https://www.facebook.com/StarbucksJapan/photos/a.124846870926206.25468.117110761699817/974719669272251/?type=3&theaterから引用
*2:ペニーの手紙「みんな、元気?」 ロビン・クライン作 アン・ジェイムズ絵 安藤紀子訳 偕成社 1998年 http://www.kaiseisha.co.jp/books.html?page=shop.product_details&flypage=flypage.tpl&product_id=1573