新年が明けた頃からやたらとピンクピンクした伊豆旅行の広告が目につきました。
伊豆の河津町というところに「河津桜」という早咲きの濃いピンクの桜があるんだよ、と。
JRの駅を通りかかれば「is beautiful 伊豆」のポスターがずらり。
そして、ここは関係ないだろうと思っていた京急でまで河津桜のポスターを見かけるんです。どうやら、京急が通る三浦海岸にも名所があるらしくて。
ここまで丹念に刷り込まれてしまえば、そりゃあね、河津桜見に行こうって話になりますよ。
広告の力ってすごいですよね……
* * *
2014年3月3日、河津桜まつり会場、豊泉橋から川の上流を望む。
公式サイト(http://www.kawazu-onsen.sakura.ne.jp/sakura/index.html)の開花状況情報で「満開となっていますが葉が少し出てきた桜もあります。」と紹介されていたとおり、最も良い状態からは若干過ぎてしまっていたようです。地元のスーパーで「今年の桜ももう終わりだねえ」としゃべっているおばちゃんを見かけたりもしました。
また、ちょっと曇りがちな天気だったこともあり、青空をバックにした写真は残念ながら撮れなかったんですが、、、
それでもこの美しさです!
河津桜って、濃すぎもせず薄すぎもしない、ひとをわくわくさせる桜色ですね。
しっかりした色づきがあるので、菜の花の黄色とよく映えるんです。
これに見慣れてしまうと、普通のソメイヨシノが物足りなく見えてしまいそうです(><;
人物を入れた記念撮影をするなら、この川沿い会場だけでなく「かじやの桜」に行くのを強くお勧めします。
川沿いからは若干離れたところにある一本杉もとい一本桜ですが、河津桜観光交流館と道路を挟んだ向かい側に位置していますから、見つかりやすいです。
"ふるさと案内人"という地元のボランティアのかたがカメラマンをしてくださるのでお願いしましょう。「もう一方後ろに下がって!」など細かく合図をしてくださるおかげで、このように桜の花に包まれたような記念写真が撮れます。
こういう写真が撮れるのは、地面に近いところまで枝が垂れ下がっている「かじやの桜」だけなんだそうですよ。
この写真はとても気に入っているので、絶対に現像に出して飾ろうと思っています(^-^*
あと、夜桜ライトアップも素敵でした!
ソメイヨシノよりも色がはっきりしているので、ライトアップの強い光が当たっていてもあまり色飛びせず、夜桜なのに意外ときれいな写真が撮れます。写真初心者には嬉しい限りです(*^m^)
あとは番外編です↓
旅館のお夕食でいただいた金目鯛の煮付け。
どーん
伊豆と言えば金目鯛ですね。
河津町の地元のスーパーでも下田港直送の金目鯛が1尾1480円で売られていました。
やっぱり地元では安いんですかね、普段目にしない魚なのでちょっと相場がわかりません(^-^;;;
びっくりしたのは、金目鯛の「アラ」が売られていたこと。
金目鯛の頭の部分だけが5つも6つもパックに入ってるのがあったんですよ。
金目鯛の目って、普通の魚と比べてもかなり大きいじゃないですか。そのでかい魚眼が詰め合わせになっているのはかなり迫力ありました。
買って帰って写真を撮りたかったですw
かわづカーネーション見本園。
河津桜まつり会場のすぐ近くにありました。大人1人300円です。
温室のなかで色とりどりのカーネーションが植わっているのを見ることができて良かったです。
ただ、
植わっているカーネーションの色が、どれもこれも、どことな~くレトロな感じがするんです。
商店街の一角の昔ながらのお花屋さんでおばちゃんが売っている「本日の花束」の色づかいというか。。。
普段あんまり意識しませんが、たぶん、お花にも流行ってあるんでしょうね。
そういえば最近、花束の脇役にかすみ草って全然使われなくなりましたし。
カーネーション自体、母の日以外にはあまり見かけない花材になっちゃったのかも!? なんだかもったいない!