どんな花を手向けるよりも
何も知らない顔で笑って
幸せを掴みに走り去れ
罪など負えやしないから
せめて負わせはしたくなかった
今日はクリスマスで
いまはクリスマスの夜だから
すべてのひとの幸せを祈っても許される気がするのです。
おそらくは残酷な愛をこめて。
いつか贈られた花の代わりに
何も知らない顔で笑って
終わりのない歌を放れ
罪など負えやしないから
許しを乞うて泣くこともできず
今日はクリスマスで
いまはクリスマスの夜だから
すべてのひとの幸せを祈っても許される気がするのです。
おそらくは許されぬ愛をこめて。
花を踏みにじりすぎたから
もう誓いも立てられやしない
終わりのない歌を放れ
それでも
信じることだけ止まらなくて
だから今夜はこの腕の中で
今日はクリスマスで
いまはクリスマスの夜だから
わたしはわたしの幸せを祈っても許される気がするのです。
最後には 心から愛をこめて。
ひそかに小指を絡めながら。
(幸せ、最後につかむのは自分でやるしかないわけですが。たくさんの人の支えがなければ有り得ないものだし、掴もうとして掴めるものではないっていうことは承知してます。
というわけで
わたしを支えてくれるみなさんありがとう、なのです)