yuletide@blog

Pokémon GOのAR写真とか。アニメの感想とか。たまに難しいことも。不思議ちゃんの新婚生活8年目@東京をまったり記録。

有川浩「県庁おもてなし課」レビュー。ほっこりできなかったです(泣)

ずっと積ん読だった「県庁おもてなし課」をこの6月についに読みました。

有川浩先生の作品を読むのは、「阪急電車」に続いて2作目です。「阪急電車」にはほっこりさせてもらったんですが……

県庁おもてなし課」は違いました(T_T)

もともと勤めていたお仕事の関係で、痛いところを突かれまくるので読後感が全く爽やかではありません。高知のことまで嫌いになりそうですw

主要登場人物みーんなが人の心の機微をとらえるのが得意で、みーんなが優しいのは、有川浩先生の作品のよいところだと思います。

が、"お役所感覚"のお粗末さを責められ続けてコンプレックスを刺激されまくった状態では、彼らの優しさが素直に受け止められなくてどうにも……。

多くのレビューに「高知に行きたくなりました」と書いてありますが、わたしはとてもそんな気分になれず……。人間が出来てないのです~。

あと、ストーリー展開でどうしても納得できなかったところが一点。

読んでいる途中で「あれ、500万のコンサルを随契?入札の描写をすっ飛ばしただけかな?」と訝っていたら、案の定……。あれだけ市民オンブズマンとか怖がってたのに、おもてなし課員が誰も随意契約で足をすくわれる危険に気付かなかったのには不自然さが拭えませんでした。

もしかしたら、清遠氏は最初からわかっていて、自分はいつかプロジェクトから外れるつもりでいたのかも。おもてなし課員が自分で事を動かせる人材になれるように、自然な形で後を任せたかったのかもしれません。