先週の話なんですが、新聞記事でこんなのを見かけました。
保育への公費圧縮検討 政府方針、来月末にも具体策2014/2/15(土)日本経済新聞 朝刊 政治面
政府は2015年度からの保育の新制度で必要になる公費の投入額について、消費増税で確保する財源が7千億円となることを前提に推計よりも圧縮する方針だ。保育の受け皿の整備や保育職員の処遇改善などに約1兆1千億円が必要になる見通しだが、4千億円の財源の追加確保にメドが立たない。削り込む対象などの具体策を3月末までにまとめる方針だ。
政府は待機児童の解消に向けた受け皿の整備を優先し、職員の処遇の改善や増員は見直しや先送りを検討する。14日に示した保育サービス拡充に必要な費用の推計(17年度時点)は最大1兆1138億円のうち、同6865億円が保育士など職員の配置増や給与の引き上げといった「質の改善」にかかるとしている。
政府は保育所やこども園などを増やす「量的拡充」(必要額4273億円)の財源をまず確保する考えだ。保育の財源で固まっているのは消費税を10%に上げた場合の増収分7千億円だけで、「質の改善」に回るのは3千億円弱にとどまる。
つまり、4000億円ほど財源が足りないので、保育士の処遇改善や増員については当初の予定より先送りを検討します、という話です。
仮にも公務員として仕事をしていた身で「4000億円くらい他から持ってきてどうにかしろよ」なんて安易には言いませんが……
もやもやします。
なんでかって、わたしのアンテナが低かっただけなのかもしれませんが、この話を批判する声をあんまり耳にしなかったからです。
2014/2/14~2014/2/16の社説ではどの新聞もこの問題は扱っていません。他に重大なニュースがあったというわけでもないようで、社説のテーマは各社ばらばらでした。
また、ツイッターの自分のタイムラインを見る限りでは、この記事に触れている人はいませんでした。ソチオリンピックの期間中でもありますし、2月14日は大雪が降ったんですよね。社会問題を多く取り扱っているフォロワーさんも雪害のほうに掛かりきりでした。
まだ有識者会議での検討段階なので、これで騒ぐのは時期尚早ということなのかもしれません。
それでも、もう少し反応して、これでいいのかってみんなで考えたいなぁと思うんです。子育て支援にはもっと予算をつけてもいいんじゃない?って。
以上、出産適齢期の女性からのポジショントークでした。