宇多田ヒカルのこのツイートに目がとまりました。
赤十字社に集まった義援金の分配に政府が介入きたこれ!…私の寄付金、被災者の皆さんの今後の生活と被災地のためにちゃんと使ってもらえるのかな…しっかり頼んます民主党さんっ http://bit.ly/hb7aci
日本赤十字協会ならうまく配分してくれそうだけど、
政府じゃどこかに持ってかれてしまう、というイメージなんでしょうか。
宝くじの売上が天下り法人に自動的に持ってかれてたりしたからかな…
政府は信頼されていませんね。
(なお、宝くじ関係のお金の流れは昨年の事業仕分けで問題視され、少しだけ改善されました)
私がより問題視しているのは、配分の主体が誰かというより、
配分の「公平性」についてです。
被災者1人あたり10万円…といった配り方は公平なのか。
保険に入っている人いない人、身寄りがあるかないか。
そういった個人個人の事情が考慮されずにひとりずつに少額を配分するのは、妥当なんだろうか、と。
寄付の行き先にはいくつも選択肢があります。
●被災地で活動するNPOの活動支援金という道。
●おそらく発売されるであろう震災宝くじ(阪神大震災・中越地震でも発売)なら、
被災自治体の復興(つまり公共事業)に使われます。
●赤十字社への義援金なら、被災者ひとりひとりに届けられます。
宝くじの仕事をしていた関係でお金の行き先が気になったので、震災直後に調べてみたのです。
それで、阪神大震災のときの義援金の使い道を見て、どうしても納得がいかなかったのです。
(ただ、私が納得いかないというだけですよ!
赤十字社は集まったお金の大部分を被災者に届けてくれるはずです!!
……事後的に確かめる必要はありますが)
昔、ホワイトバンドが流行ったとき、貧しい国への寄付だと思って買ったら実は違った、
というのが問題になったのを覚えてる人いますか?
300円とはいえ、あれは悔しかった。そのせいで過剰に疑ってかかっているのかもです。
とゆーわけで、
震災宝くじをよろしくお願いします
という宣伝でした(>Д<)ゝ
意外かもだけど、公共事業大事ですよ! 漁港や農村を復興させないと被災者さんの稼ぎどころが無い!
※Twitterの自分の発言より転載しました。