3連休はまるごと学祭。所属してる合唱サークルでは音楽喫茶を開いていて、その企画そのものでも大いに盛り上がって楽しい経験をしたんですが、
この記事では写真のことについて書きます。
合唱サークルの仕事で写真撮影があったので、職権を正当に行使して、可愛い女の子とかっこいい男の子に向かってぱしぱし撮ってました。しあわせー
撮る経験を積み重ねていくにつれて、少しずつ慣れてきて、去年よりはいい写真が撮れてるんじゃないかなと思います。
カメラの設定をどうしたら色がきれいに出るかなどといった技術的なことはもちろん、
どうやったらそのひとらしい表情を引き出せるかとか、どこを切り取ったらこの瞬間わたしが感じてることを一番表現できるかなあとか
そういう意識が芽生えてきたように思います。
学祭で、友人が自分の撮った写真で写真展を開いてました。
そこでは、写真が置いてあるだけでなくて、参加者のポートレート写真を撮ってくれるという企画も行われていたので、
自分も撮られてみました。
撮られてみて、撮る側・撮られる側の対話って大切だなあと改めて思ってみたり。
「こんなポーズしてみて」とか、写真家さんのほうから指示をぽんぽん飛ばすこともできるし、
「こんな感じに撮りたいんだー」とか、モデル(自分がモデルだなんて!)のほうが臆面もなくポーズを気取ってみることもできるし。
彼女のような撮り手になりたいものだと思います。撮られるほうがすごく素直になれる。
彼女の撮ったポートレート写真は、どれも生き生きとしていました。
お祭りなのでみんなわくわくしたいい顔をしてました。
サークルの後輩たちのそんな顔をとらえることができて幸せ。
隠し撮りだって批判されるかもしれないけど、でも、ポーズ決めてる時よりも、普通におしゃべりしながらや歌いながら笑ってるときの顔のほうがわたしには魅力的なんだな…
そして、写真でうたを伝えるってどうしたらできるかしら。課題。
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友人の写真展では、彼女お手製の写真旅行記も置いてありました。
「1枚で撮り切れなかったものも、何枚か写真を並べることで伝わるからいいんだよ」とのこと。
風景の写真、
街の人の写真、
もう二度と会うことのない瞬間とひとの写真。
わたしも旅行に行くと無心に写真を撮ってしまうたちだけど、
写真のデータはほとんどパソコンに入れてそれっきりです…
時々ブログに載せてはいるけれど、
ああいうふうに、旅行記にして、物語を与えてみたら、
わたしも何か伝えることができるかしら。
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鉄道ファンにもいろいろいるらしい。
電車のエンジン音が大好きだと言う「音鉄」の後輩は、
電車の写真を撮るのが好きな「撮り鉄」について
「撮り鉄の何が面白いんですかね。もうみんな電車の写真なんて撮っちゃってるじゃないですか」
と言っていたけれど、
ああ、いまなら「そうでもないんだよ」って言えるかもしれない。
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わたしがいま一番撮りたいのは、
とある電車の今しかない瞬間だったりする。
撮れるかしら。伝えられるかしら。
また銚子電鉄に取材に行ってきます!