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Pokémon GOのAR写真とか。アニメの感想とか。たまに難しいことも。不思議ちゃんの新婚生活13年目@東京をまったり記録。

しゅーかつを始めて思ってること

大学のラウンジで突っ伏してうたた寝をしていたら、いつの間にか3時間経過していた。

この前も、

授業終了後耐え切れなくなって意識を飛ばす

 ↓

そのまま1時間睡眠

 ↓

飲み会に遅れる(汗)

というひどいことをやらかしたばかりなのだけれど。

就活中も、就職後も、一番気になるのは睡眠の話かもしれない。

所属ゼミが「マスメディアと法」だし、就活での志望業界もマスコミなので、

自然にマスメディアの話にはアンテナが向くようになる。

各新聞社・各テレビ局がどういうスタンスの違いをもっているかは気になるところだけど、

報道機関にはまさに世に報道されている記事・番組がある以上、

きちんとそれらを毎日チェックすれば、他の業界よりもずっと違いは明白に掴みやすいのだと思う。

そうでなくても、ニュースはチェックしないといけないはず。就活のためだとかそれ以前に、世の中の動きをちゃんと把握しておきたい、意見を持ちたいという能動的な欲求が(ようやく)生まれてきた。

机で寝ている場合じゃないのにな。新聞を読む時間くらい作らないとマズイ。

***

今度のゼミでは「記者クラブ制度を廃止すべきか」でディベートをやることになっている。自分は「廃止すべき」のチーム。

高校や大学の前期過程ではいわゆる「人権派」の方からお話を伺う機会のほうが多かったので、

今の日本のマスメディアについて厳しい声ばかり聞いている。特に記者クラブ制度とか、政府・警察などに依存した情報収集体制に対しては。

で、最近はマスコミ内部の記者の方々からお話を伺う機会に恵まれているわけだけれど、

(「就活中」というだけでたくさんの社会人から話が聞けるんだから、ありがたい時期だ)

ある新聞社の記者の方に対する質疑応答で

Q:仕事で嬉しかったことは?

A:朝回り・夜回りを続けていた政治家の方が目をかけてくれて、家に入れてくださったとき。

と聞いたときは、

ああ、そういう世界なのか

と実感して、なんともいえない気分になった。

仕事をしていくには、その仕事の流儀に従っていかなくてはならないのは

マスコミ業界に限った話ではないはず。

マスコミや公務員は「権力」側だから、仕事の流儀も批判を受けることになるのだろう。

今は学生というフリーな立場だからそういう批判を聞いて議論することもできるけれど、

内部に入ってしまうとどうなるのだろう。

必ずしも世間の批判のほうが常に妥当しているわけでもないはず。内部にいてこそ改革できるという面もあるはず。

どうなるんだろう。

***

内部に入ったときに世間の声をどう受けるのかということは、どの仕事でも気になる。

たとえば裁判員制度導入。(これもゼミのテーマなので。)

法務省最高裁はやっきになって取り入れようとしているけれど、

世間的には、あまり注目を集めていないし、必要性も感じられていないように思う。

意義は認めるけれど、お金をかける価値があるのかが疑問だという人もいるだろう。

導入検討時にそういう世間の声はどれくらい聞いていたのだろう。

聞こえていたのかな。

その仕事場で『当たり前』になっていることって、なかなか打破しづらいものなのだと思う。

自分も自分がサークルにいるときのことを考えればよくわかる。1年生のときには「なんだこの使いにくい制度は」って思っていても、いつの間にか慣れて忘れてしまっていたり。

外側(もしくは内側に入ってすぐ)に居て思っている不満や疑問には、

無知からくる誤解や、単なる贅沢もあるけれど、

制度を良くするヒントにもなりうるはず。それを拾わないと。

それって内部にいたらどうやってるんだ?

特に記者職やテレビのADなんて相当に忙しそうなのだけれど(ナマの話を伺っていて、世間のイメージに違わず物凄く多忙だということが実感できる…)

いつ、外部の視点・「当たり前」を疑う視点を取り入れるんだろう?

よく独創性だとか言われるけど・・・なあ。

それに、1人だけでわーわー騒いでいても、

会社全体が変えられるものでもないしね。

波を作る最初になる人がいなくては変われないけれど。集団のなかの大勢に、変革を許容する下地がないと、多分とても変わりにくい。

とはいえ、こういうことは

今から考えていても仕方ないかもしれない。自分を磨くとか自分の適性に合った会社を見つけるとか、まずやるべきことは他にある。

……でも、気になる。

***

これは、就活というよりは、取材に行って思ったこと。

今学期、去年に引き続き、ミニドキュメンタリー番組制作の授業をとったので、

銚子電鉄(濡れ煎餅で有名になったあのローカル線です)を題材にすることにしました。

そこで先日、銚子に取材に行ってきたわけですが。

驚きと発見の連続でした。

銚子電鉄に取材に行こうと思ったのは2年前に一度日帰りで行ったことがあって、そのときにいいなあと思っていたからなんですが。

(そのときのこともこのブログで記事にしてありますが、見返したらめちゃくちゃ恥ずかしかった… 当時18歳。若いな。というかガキだ。)

そのときはこんなふうに驚くことはなかったように思います。

今回は曲がりなりにも「取材」である以上、「こんな番組にしよう」というビジョンをもって向かっていました。

「たぶん今の銚子・銚子電鉄ってこうだから、こういう結論に持っていこう」、と言ったように。

実際に行ってみたらその予想は完全に裏切られてしまったんですが。

予想があったからこそ、「実際はこうなんだ! こう違うんだ!」という発見ができたのでしょう。

よく、仮説を立てろって言われますが、その必要性をここまで自覚したのは初めて。

***

とりあえず結論・・・

・毎日の努力・毎日の習慣からしか自分は磨けない

 →とにかく毎日、新聞を読む時間を作ろうと思う。できれば色々なの。

  Google! Newsとか便利なものもあるし。(但し、紙面で読まないと、各紙の特色までは掴めないかな。

・企業に話を聞きに行くときは、「何を聞きたいか」を考えてから行く

 ←発見するには仮説が必要、っていう話ですね

さて、明日からも頑張ろー