昨日今日にかけて泊りがけで合宿行ってました。友人にゼミに誘われて、身一つで初めから合宿に飛び込んでしまいました(^-^;
とりあえずゼミ見学するよ、とりあえず合宿行ってみるよ、というノリだったので、どこに泊まるのかも知らずに行っちゃって。
実はオリンピックセンターに宿泊でした。
わたし、つい10日前までそこ泊まってたよ・・・ なんだか懐かしい政策立案コンテストの記憶が蘇るよ? 蘇るよー・・・(笑)
どこがなんていう建物かとか、方向音痴のわたしでもまだ覚えてたです。
で、そのゼミはSCI(サイ) - サイエンスの、最先端を。というウェブページを作っているゼミなんですが。
先端科学技術の研究現場の第一線にいる人たちを取材しに行って、その記事をSCIというウェブページに載せる…というのが活動内容なんじゃないかと思います。少なくとも、見学して理解した限りでは。
具体的には、ゼミ生が自分で取材したい研究現場を見つけて企画を打ちたて、3~4人で取材に行ったり。場合によってはシンポジウムの開催の手伝いをしたりしてる、みたいです。
めちゃくちゃ理系な環境に迷い込んじゃったような気がしなくもないです(笑)
なので、わたしが興味を持った企画は、サイエンスの中でも文系の要素が強そうなところです。
ひとつはネットワーク理論(スモールワールド現象とか六次の隔たり、あとロングテール理論とかのキーワード)について関わりのある、様々な分野の研究者を取材に行く企画。
もうひとつは、わたしをゼミに誘ってくれた友人が力を入れて企画していたものです。正確にはSCIの一部じゃないみたいですが。
詳細は彼のブログや企画書を見ていただきたいのですが。
面白そうだと思いませんか?
クリエイターに取材できるって言われてまず行きたくなったのは、やっぱりCoccoなんですが…(笑) ファンやってますからね(^-^; あと、ムックにも。まぁ、ファンやってますからね(^-^;;;
でもでも。企画書をよく読んだあと、まず取材に行きたいなって思ったのは、Coccoのようにオリコンチャートに入るようなメジャーな歌手ではなく。
趣味で同人音楽をやっているような人たちなのです。あ! 音楽に限らないかも。漫画やアニメの二次創作の同人誌作ってる人たちのお話にも興味があるです。
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これだけインターネットが発達して、音楽にしろ漫画にしろ、他にも詩とか小説とか、自分で描いた"作品"を他人に向けて発信することはぐんと容易になっています。
そのなかで、人口に膾炙していくもの、マニアの中で大ウケするもの、個人的な域を出ないものを分けるのはどこなのだろうか。
そうそう。"作品"という形じゃない発信の仕方もありますよね。こういう"ブログ"とか"mixi日記"とか。mixi日記はいま本当に流行ってますよね。。。 さめた目で見れば、みんなそんなに自分の生活晒したいのかしら、っていう感じがしなくもなし。
(自分も含めて、「みんな」ですね。自分はなぜこんなブログ書いてるんだ?)
発信、自己表現、そのなかで普通の人は何を求めているんだろう。
ネットやらコミケやら何らかのツールを利用して、趣味の範囲どまりにしても"クリエイター"になることで、普通の人は何かを得られるんだろうか。
そういえば、アートに興味があるって言ってる友達が、
アートは、一部の身分の高い芸術家のもの(ダヴィンチとかセザンヌとか昔の西欧絵画のことだと思います)から、貧しい人々・普通の人々が自分の鬱屈した感情を吐き出すためのものになった。それが現代アートなんじゃないか。
といったようなことを話していました。
そんなことを、ぼんやりと考えている、オリセン帰りの夜なのでした。