先日のお泊り会のときに、わたしにこっこさんを教えてくれた友人と『ばらいろポップ』(こっこさんがボーカルの新バンド、SINGER SONGERのアルバムです)について語り合うことができました。なので、このブログでも感想を書き連ねてみようかと。
既に「ばらいろポップ」をお聴きになった方にとって、何がしか興味をそそるものになればいいなと思っています。こんなとらえ方をする女の子もいるんですよ、と(^-^)
まずはお気に入りの曲を語るのです。
2.ロマンチックモード:
友人と「この曲実はエロいよね」「でも、健全にエロいよね」と話していた曲(爆)
サビが苺みたいに爽やかに甘いのです(*^.^*) 彼氏さんと居るときはいつもこんな気分♪ 大好きな人とふたりで旅行がしたくなる曲ですよ。近頃一番お気に入りの曲です!
6. Millions of Kiss:
2番のBメロの歌詞が、痛むです。
酷すぎる温もりに腐ってく
その時には
あなたを残して
銭湯に行く途中の夜道、この曲にはこんな歌詞があるんだよ、と友人に話すと、彼女は「確かに痛いね」と言いました。そのとき、ちょうど生暖かい風がざぁっと音をたててわたしたちを吹き過ぎていきました。彼女はかなり怖がっていました…。
でも、この曲は最後、
忘れないぐらいのキスをと終わります。
哀しい予感を秘めながら、ふたりの道はまだ、まだまだ、続いていくのです。野ばらに彩られながら。
わたしにとって、この曲はそういう歌。
8.オアシス
曲の最後、
泣かないでと歌われると、なぜか泣きたくなってしまいます。友人は本当に泣いてしまったのだそうです。
タイトルの意味がまだよくわかっていません。聞き込みたい歌です。
歌詞のメロディーへの乗せ方が少し不自然な気がして、うまく歌詞が心に入り込んでこない気がしてしまいます(;_;) 昔のCoccoさんの曲は、日本語が滑らかにメロディーに乗っていて気持ちよかったのですが…。SINGER SONGERの次回作に期待しています。
あと、初めてこの曲を聴いたとき、the brilliant greenの「冷たい花」に似ていてちょっとびっくりしました(笑)
9.Baby, tonight
歌詞が自分の気持ちにすごく合ってます!
終わらない戦争や飢餓が世界のどこかで人々を苦しめていることを知ってはいるのに、わたしは何もしようとしていません。考えてしまうのは、自分の愛のことだけです。
わたしは最近はホワイトバンドを身につけるようにしていますが、それ以外の具体的な行動には何も移していない偽善者でしかありません。
でも、身近な愛から大切にしていくことこそが世界平和にもつながるのではないか、と思っています。……こっこさんがゴミゼロで伝えたいことも、結局はこのことなのではないでしょうか。
自分勝手な言い訳に過ぎないのかもですがm(_ _)m
10.初花凛々
アルバムで『Baby, tonight』からこの曲に続いているのは、歌詞で伝えたいことに繋がりがあるからなのではないかとわたしは思っています。2番の歌詞からそのことを感じたのですが。
聴いていてすごく明るい気分になれるのに、どこか胸が切ない曲調なのです(>_<)
全体を通して。
わたしは、昔のこっこさんの曲の中でも特に激しい曲(『けもの道』や『眠れる森の王子様 ~春・夏・秋・冬~』などなどたくさん)が好きです。
だからでしょうか。実は、ここで取り上げた5曲と1曲目の「SING A SONG」以外の4曲は、まだあまりわたしにはぴんと来てないです…。その4曲はわたしには優しすぎるのかな…。
でも、その4曲がするめソングであることを期待しています。聞き込めばお気に入りになるかもしれないのです! 現に、『ロマンチックモード』は何度も聴いているうちにどんどんはまっていったので(笑) 今では最もフィーリングに合った曲になってしまったくらい(笑)
『ばらいろポップ』には優しい愛の歌が詰まっていますが、『Millions of Kiss』の項で言及したように、愛の切なさとか悲しさとかもちゃんと盛り込まれています。その盛り込み方はさすがこっこさんだなあと思います。
ところで、友人と話していたことなのですが。
こっこさんファンには隠れファンが多いんですよね。「あなたCocco好きなんだ、実は私も好きなんだよね!」とおっしゃる方。
『ばらいろポップ』はオリコンで最高3位をとったそうです。そうならもっと「『ばらいろポップ』聞いたよ!」と言う人がいてもいいのではと思うのですが、実際には知り合いと話していて『ばらいろポップ』の話題になることはほとんどないんですよね…。